ECP

ECPとは 押出成形セメント板 (Extruded Cement Panel. 略称 : ECP) は、主として中高層の鉄骨建築物における外壁および間仕切壁に用いる材料で、セメント・けい酸質原料および繊維質原料を主原料として、中空を有する板状に押出成形しオートクレーブ養生したパネルです。(ECP協会HPより抜粋)
製品名がアスロック(株式会社ノザワ)、メース(アイカテック建材株式会社)等があります。
工場塗装仕様、現場塗装仕様、素地仕様(ECPそのものを見せる)が有り、弊社では全てに補修対応しています。

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ECPメタリッククリヤー仕上げ

ECPのメタリッククリヤー仕上げです。 工場塗装品で、プライマーの後に日塗工N-85(ほぼ白色)をベースに塗り、その色が透けて見えるようにメタリック(アルミの粉末)を混合したクリヤー(塗料メーカーで既調合)で覆うように塗装仕上げした...
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ECPの欠損

ECPが据え付け前に割れてしまったようです。 割れた破片があった下半分は、職人さんがボンドで接着してくれていました。 上半分の欠けた部分が見つからなかったそうで、欠損した状態で板を据えたようです。 今回は、割れの上下合わ...
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【ECP補修】新築校舎ナチュリアルプラスの補修について|ECP(押出成形セメント板) アスロック・ナチュリアルプラス

ECP(押出成形セメント板)アスロックのナチュリアルプラス補修を紹介します。 二つの補修箇所を写真に記録しましたのでご覧ください。 どちらも、販工店のアスロック施工職人さんが、欠損箇所に樹脂モルタルを充填されていました。 それをナチュリアルプラス風の色合いと肌合いに弊社で復元します。 まずは、充填された樹脂モルタルをより完全な平滑にするため、 樹脂を再充填し研磨して平滑にします。 そののち、ナチュリアルプラスの素材感を復元するように塗装します。 施工前 ここは、割れた破片を貼り戻し、欠損部に樹脂モルタルを充填したものと思われます。 予め弊社で樹脂を再充填し平滑にしております。
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アスロック・ナチュリアルの補修塗装サンプル

株式会社ノザワ製アスロック・ナチュリアルの補修塗装サンプルを作成いたしましたのでご覧ください。 *MDFボードの上にECP(押出成形セメント板)素地の雰囲気を再現しました。 アスロック・ナチュリアルプラスとは? アスロック研削素地仕上げのナチュリアルの素材感をそのままに、 表面に浸透性吸水防止剤を施した商品です。 https://www.asloc.co.jp/pd/naturial.html *MDF(中質繊維板)はミディアム・デンシティ・ファイバーボード(Medium Density Fiberboard)の略で、 木材チップを原料とし、これを蒸煮・解繊したものに合成樹脂を加えて成形したものです。 養生している周囲の黄色のテープの内側をご覧ください。 MDFボードにシーラを塗布し、塗料の吸い込みを止めてから再現塗装を施しました。
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校舎外壁アスロックの割れ

校舎外壁アスロックの割れ 校舎躯体とのつなぎ付近にできた渡り廊下外壁アスロックの割れ修理。 工程の概要は、 浸透性のエポキシ接着剤を含浸させ、 ポリマーセメントモルタル等で充填形成し、 表面調整をして塗装工程に入る。 塗料は工場塗装したものと同じ材料をメーカーから支給していただく。 通常の補修の場合は、上塗りのみをメーカーから支給してもらうのだが、 今般はアスロック素地から補修するということで、 メーカーから上塗りに加えプライマーと中塗りも支給していただいた。 つまり、下塗りから上塗りまでアスロック製造時と同じ塗料を使って補修塗装する。
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コンクリート擁壁の洗浄

更地に新築住居を建てた物件。盛り土を除けてガレージとしたところ。今は隣との境の塀のように見えるコンクリート構造物。ガレージの奥では新設された庭の擁壁と並んでいるので、汚れ具合で既存だったことが一目瞭然で分かる。汚れはコケやカビかと思われる...
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ECP素地仕上げ板の補修工事例-1

ECP素地仕上げ板の補修工事例-1素地仕上げのECP(押出成形セメント板)の補修工事例です。 据え付ける時に割れてしまったようで、据え付ける職人さんが割れた角の部分を接着剤で貼り戻していました。 しっかり接着されていたので、不陸はありますが既存のまま作業をしました。