2021-06

ECP

校舎外壁アスロックの割れ

校舎外壁アスロックの割れ 校舎躯体とのつなぎ付近にできた渡り廊下外壁アスロックの割れ修理。 工程の概要は、 浸透性のエポキシ接着剤を含浸させ、 ポリマーセメントモルタル等で充填形成し、 表面調整をして塗装工程に入る。 塗料は工場塗装したものと同じ材料をメーカーから支給していただく。 通常の補修の場合は、上塗りのみをメーカーから支給してもらうのだが、 今般はアスロック素地から補修するということで、 メーカーから上塗りに加えプライマーと中塗りも支給していただいた。 つまり、下塗りから上塗りまでアスロック製造時と同じ塗料を使って補修塗装する。
ECP

コンクリート擁壁の洗浄

更地に新築住居を建てた物件。盛り土を除けてガレージとしたところ。今は隣との境の塀のように見えるコンクリート構造物。ガレージの奥では新設された庭の擁壁と並んでいるので、汚れ具合で既存だったことが一目瞭然で分かる。汚れはコケやカビかと思われる...
建材・家具

木材の洗浄/サビやカビ等の汚れを除去

木材の洗浄 もらいサビやカビ等の汚れの除去。 先日はコンクリートの擁壁を洗浄した物件を上げたので、 今回は木材をとりあげます。 建築途中の建物。 フィックスの大きな窓ガラスが取り付けられるので、 その前にもらいサビやカビ等の汚れを除去するのがこの度の依頼。 これらは構造材だがそのままで化粧材として使われる。 つまり、完成後もこの状態で人の目に触れるのだ。 最近は構造材をそのまま見せるデザインが多い。 無垢材よりも強度があるということで積層材を構造材として使い、 それがそのまま化粧材として使われる。 まずは酷いもらいサビを除去。 鉄骨などを切断した時の鉄粉が付着したままになっていたのだろうか。 このような場合はシュウ酸の出番。 もらいサビだけでなく、色を合わせるために周囲の材料も同じようにシュウ酸を塗布し色白に。 シュウ酸で取れないカビなどは塩素系の薬品で洗う。 水洗い後数日よく乾燥させてからサンダーで研磨で仕上げる。 今回は塗装前の処理、汚れを除去するまでが弊社の仕事。 これに塗装業者がクリヤーを塗って仕上がり。 塗装は無着色のクリヤー仕上げなのだそうなので、 顔料の入っていないクリヤー塗料が塗られることになる。 顔料が入っていない分紫外線の影響を木材は受けることになる。 フィックスの窓ガラスが数センチ外に取り付けられれば、 塗り替え等メンテナンスは容易ではない。 紫外線対策等を考慮して塗料を選んで戴くことを願う。