施工前
建築途中の建物。
フィックスの大きな窓ガラスが取り付けられるので、
その前にもらいサビやカビ等の汚れを除去するのがこの度の依頼。
これらは構造材だがそのままで化粧材として使われる。
つまり、完成後もこの状態で人の目に触れるのだ。
最近は構造材をそのまま見せるデザインが多い。
無垢材よりも強度があるということで積層材を構造材として使い、
それがそのまま化粧材として使われる。
施工中
まずは酷いもらいサビを除去。
鉄骨などを切断した時の鉄粉が付着したままになっていたのだろうか。
このような場合はシュウ酸の出番。
もらいサビだけでなく、色を合わせるために周囲の材料も同じようにシュウ酸を塗布し色白に。
シュウ酸で取れないカビなどは塩素系の薬品で洗う。
水洗い後数日よく乾燥させてからサンダー研磨で仕上げる。
施工後
今回は塗装前の処理、汚れを除去するまでが依頼の仕事。
これに塗装業者がクリヤーを塗って仕上がり。
塗装は無着色のクリヤー仕上げなのだそうなので、
顔料の入っていないクリヤー塗料が塗られることになる。
顔料が入っていない分紫外線の影響を木材は受けることになる。
フィックスの窓ガラスが数センチ外に取り付けられれば、
塗り替え等メンテナンスは容易ではない。
紫外線対策等を考慮して塗料を選んで戴くことを願う。
ムエン工房の公式HP
ご質問、ご相談等ございましたらお気軽にお問合せください。
(電話番号)078-995-3738
(お問い合わせフォーム) https://muenn.jp/s79908654/
コメント