校舎外壁アスロックの割れ
校舎躯体とのつなぎ付近にできた渡り廊下外壁アスロックの割れ修理。
工程の概要は、
浸透性のエポキシ接着剤を含浸させ、
ポリマーセメントモルタル等で充填形成し、
表面調整をして塗装工程に入る。
塗料は工場塗装したものと同じ材料をメーカーから支給していただく。
通常の補修の場合は、上塗りのみをメーカーから支給してもらうのだが、
今般はアスロック素地から補修するということで、
メーカーから上塗りに加えプライマーと中塗りも支給していただいた。
つまり、下塗りから上塗りまでアスロック製造時と同じ塗料を使って補修塗装する。

階校舎側から見たところ。
監督さんの右手辺りに割れが横向きに伸びている。

横に約250㎜の割れ

ダイヤモンドカッターでUカット


エポキシ系接着剤(エポキシ系プライマー)を含浸させる

接着剤含浸後、ポリマーセメントモルタルを充填

シーラー塗布


中塗り塗料塗布

上塗り(仕上げ材)塗布

乾燥後、養生シートを外したところ。
下に駐めてあるバックドア(後部跳ね上げ式ドア)が開いたワンボックスカーがうっすらと映っているのが確認できるくらい艶が出ている。

出入り口から上を見上げればよく見える箇所だったので、仕上げには気を遣って仕上げる。
部分塗装なので、既存部と塗ったところの境目が自然に見えるように心がけて施工する。
横から透かしてみると、組まれた足場がきれいに写っている。
ごれくらいに仕上がれば、補修箇所も違和感なく目に映ってくれるはずだ。
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